放牧場でひとりはしゃいで走り回っていたヴィスキュイ。
おばあちゃんポニーのサッチャーはのんびり佇んでいます。
土の上で転がったようでほっぺたもドロドロ。
それも気にせず嬉しそうに走り回る姿に無邪気さを感じます。
ひとしきり走った後はサッチャーの元へ。
やっぱり子馬の時からずっと一緒だったから仲良しなんですね♪
と、思いきや噛み付こうとするいじわるばあさん。
この後、さらに蹴ろうとしていましたが・・・
結局、一緒に走っていきました。
まったく仲がいいんだか悪いんだか。
グルーム角南嬢いわく「最近はヴィスキュイのほうがサッチャーにちょっかいかけてるよ。力関係に変化が出てきた」とのこと。
「ちょっとうっとおしいんだけど、まぁ子どもがやることだから仕方ないよ」というおばあちゃんサッチャーの声が聞こえてきそうです。
こちらミニチュアホースのポポ↑
HFAで1番ちいさい馬です。
こちらおばあちゃんポニーのサッチャー↑
HFAで1番小さい馬でしたがポポが来てからは2番目に小さい馬になりました。
小さい馬同士なかよくなれるかな?と周囲は期待したものですが・・・。
かなり以前、期待を胸にサッチャーとポポを同じ敷地に放牧したのですが、小さいけれど気の強いポポはいきなりサッチャーを後ろ足で蹴飛ばし、サッチャーはタジタジだったので、あわてて2頭を引き離し、それ以後ポポとサッチャーがいっしょに放牧されることはなくなったとのことです。
ちなみにサッチャー、ポポには気迫で負けましたが、おチビちゃんに負けるようなおばあちゃんではありません。放牧仲間のヴィスキュイが赤ちゃんの時には、ばあやとして生活を共にしていたので未だに「ごはんは私が先よ!」と厳しく教育しています。
可愛いだけじゃ生きていけない、強い意志と、ときには意地もみせて、強く生きる馬たちです。
すばらしい青空の下、のんびりセカンドライフを楽しむエンジェルキッス&サッチャー。
カメラを向けると必ず寄ってくるのはご愛嬌。
この日はいつもの放牧メンバー、ヴィスキュイの姿がありませんでした。
その時、ヴィスキュイは・・・
厩舎にいました。
柵の外の草を食べたい思いが募りすぎたのか、はたまたジャンプの練習でもして遊んでいたのか、真実は謎に包まれたままですが、ともかく柵を何度も壊したため、この日は放牧メンバーから外されてしまったようです。
「賢くていい子」と梅本氏のお墨付きのヴィスキュイですが、草を食べたくて柵から首をのばしタテガミが擦り切れた末モヒカンになったり、柵を壊して擦り傷を作ったりと、なかなかのやんちゃぶりです。